工程の解説

「改修」立上り:接着/平場:アンカー固定 工程(5)-Aリベットルーフの敷設※シートを継がない場合

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前提として

実際の現場はさまざまな屋上の形状がありますが、本マニュアルでは図に示した屋上をモデルに説明します。

工程画像1

工程1

清掃を行った後、割り付けに合わせて1列目のリベットルーフを仮敷きし、片側端部を入隅のFL鋼板に溶着する。

リベットルーフ規格
長さ10m×幅1200mm

工程画像2

工程2

上図の1の部分を溶着し、矢印の方向にリベットルーフを引っ張りながら2および3の部分を溶着する。

工程画像3

工程3

リベットルーフを矢印の方向に引張り、シワを取る。

工程画像4

工程4

リベットルーフに引張りの力を加えたまま、上図の1→2→3の順にFL鋼板に溶着する。

工程画像5

工程5

上図で示した部分のFL鋼板とリベットルーフを溶着する。

工程画像6

工程6

1列目シートの端部から1155mmの位置に2列目のシートの墨出しをする。
※1 本マニュアルでは下地側に墨出しを行う方法で解説していますが、1列目のシート表面の端部から45mmの位置に墨出ししても問題ありません。
※2 塩ビシート相互の接合幅は40mm以上と規定されていますが、実際の現場では下地の影響などで重ね幅を40mmちょうどにすると不足部分が生じます。そのため、本マニュアルでは相互の接合幅を45mmとしています。

工程画像7

工程7

墨出し線に合わせて、2列目のリベットルーフを敷設する。

工程画像8

工程8

1列目と同じ要領で、「FL鋼板への溶着」→「引張り」→「FL鋼板への溶着」を行う。

工程画像9

工程9

リベットルーフ相互の接合部を溶融着する。

工程画像10

工程10

3列目以降も同じ作業を繰り返す。ただし、この時点では、3列目と4列目の接合部は溶着しない。

工程画像11

工程11

縦方向のシワを取るため、1?3列目までのシートと4?6列目までのシートを→の方向に引張り点状に溶着する。

工程画像12

工程12

シワがなくなったら残りの部分を溶融着する。

 

「改修」立上り:接着/平場:アンカー固定 工程(6)誘導加熱接合 に続きます。

工程画像13

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