工程の解説

LCSドレン縦型 施工手順

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解説画像

■このマニュアルについて

 

リベットルーフLCS工法において、LCSドレン(縦型)を施工する時にご覧いただくマニュアルです。

 

 

(工程1)施工前の確認点

・ドレンの設置場所にあらかじめ穴が空けられていること

・穴のサイズが適切であること

※穴が空いていない場合、作業を中止して施工現場の管理者と協議の上、対応してください。

 

工程画像1

(工程2)ドレンの設置と固定

・デッキプレート上の穴とドレンの穴の中心が合うように設置します。

・デッキプレートの山部に対してビス固定します。

※ドレンを設置する場所によっては、ドレンの固定板に予め開いている穴を使ってビス固定しない場合があります。

工程画像2

(工程3)ドレン固定板を覆う程度の大きさの断熱材を用意します

 

工程画像3

(工程4)用意した断熱材にドレンのサイズに応じた穴を開けます

開ける穴はドレンのサイズによって異なるため注意してください。

 

ドレンサイズ75 → 穴径200mm程度

ドレンサイズ100 → 穴径225mm程度

ドレンサイズ125 → 穴径255mm程度

ドレンサイズ150 → 穴径280mm程度

工程画像4

(工程5)ドレンと穴がしっかり合うように断熱材を設置します

※この際、平場部の断熱材敷設も行います。

工程画像5

(工程6)ドレン周辺の断熱材の調整を行います

ドレン周辺の断熱材をカッターなどを用いて削り込みます。目安としては直径360mm程度です。

※直径はあくまで目安です。断熱材の厚み、勾配確保の程度などによって異なります。

※ドレンの塩ビ被覆面を傷つけないように注意してください。

工程画像6

(工程7)ドレン周辺へのALジョイントテープ貼付け

前の工程で削り込んだ部分を覆うようにALジョイントテープを貼り付けます。

工程画像7

(工程8)FL鋼板の設置と固定

・FL鋼板をDPアンカーで固定します。

※FL鋼板で500mm程度の枠を作るように囲みます。

注意:FL鋼板はドレン固定板に対して固定します。そのため、最大でも600mm角以下(ドレン固定板のサイズ以下)におさめる必要があります。

注意:FL鋼板同士のすき間は3〜5mm程度空けます。

注意:FL鋼板にビス穴がない場合、ヒットホールを使用します。

・FL鋼板同士のすき間にFLテープを貼り付けます。

工程画像8

(工程9)リベットルーフを切り出し、FL鋼板と溶着します

FL鋼板で作った枠をちょうど覆うサイズでリベットルーフをカット。FL鋼板に沿うように設置し、FL鋼板と溶着します。

工程画像9

(工程10)リベットルーフに切り込みを入れます

ドレンを中心に十文字の切れ込みを入れます。このとき、ドレンの塩ビ被覆面を傷つけないように注意します。

工程画像10

(工程11)ドレンの塩ビ被覆面とリベットルーフの融着

ドレンの塩ビ被覆面と、リベットルーフの先端部を溶着します。

その後、余分なリベットルーフをカットします。

工程画像11

(工程12)帯シートを貼り付けます

・切れ込み部分に対して貼り付ける帯シートを用意します

(幅90mm〜100mm程度)

・切れ込み部分に帯シートを融着します。

工程画像12

(工程13)平場へのリベットルーフ施工

・ドレン部分はカットしてリベットルーフを敷設します。

・リベットルーフ相互を溶着します。溶着幅は40mm以上確保します。

工程画像13

(工程14)ストレーナー底板の取り付け

・付属ボルトを使ってストレーナーの底板をドレンに取り付けます。

工程画像14

(工程15)ストレーナー本体の取り付け。

・ストレーナー本体を取り付けて完成です。

工程画像15

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