■このマニュアルについて
このマニュアルは、「ミゾカタワーク」を用いて、保護コンクリートに側溝を設ける手順をまとめています。
図示した断面図がミゾカタワークの組み立て完成イメージになります。打設するコンクリート層の厚さに応じて高さ(H)が定まります。適切なミゾカタワークを使用してください。
(工程1)ブチルテープの貼り付け
側溝幅の墨出しを行い、墨に合わせてブチルテープを貼ります。
(工程2)ミゾカタワークの設置
ブチルテープの離型紙を剥がし、ミゾカタワークを圧着します。
注意1:ミゾカタワークの外側ラインとブチルテープの外側ラインが合わさるように設置します。
注意2:ミゾカタワークは突きつけとします。
(工程3)幅止め材としてのミゾカタワーク設置
幅止め材として用いるミゾカタワークを用意し、目安として400mmピッチ以下で取り付けます。
(工程4)固定ピンを用いて幅止め材を固定します。
図のように固定ピンを用いてミゾカタワークを固定します。
注意:固定箇所は、「幅止め材と側面用ミゾカタワーク」と「側面用ミゾカタワーク同士」の2種類があります。
(工程5)フィキシングフォームの吹き付け
フィキシングフォームを用いて、ミゾカタワークと幅止め材を固定します。
(工程6)面木の取り付け
打設する保護コンクリートのレベルに合わせて、ブチルテープを使って面木を固定します。
注意:面木の上端部が保護コンクリート層の高さとなる位置にします。
(工程7)完成
面木の取り付けが終われば完成です。
コンクリートの打設を行い、硬化後ミゾカタワークを撤去し、
溝底の勾配をモルタルで仕上げて完成です。
注意:撤去後のミゾカタワークは再利用できません。